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2007-03-18 Sun 03:16
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夏合宿のために矢吹山のキャンプ場へやってきた 英都大学推理小説研究会の面々―― 江神部長や有栖川有栖らの一行を、 予想だにしない事態が待ち構えていた。 矢吹山が噴火し、 偶然一緒になった三グループの学生たちは、一瞬にして 陸の孤島と化したキャンプ場に閉じ込められてしまったのだ その極限状況の中、 まるで月の魔力に誘われでもしたように出没する殺人鬼。 その魔の手にかかり、ひとり、またひとりと キャンプ仲間が殺されていく…。 いったい犯人は誰なのか? そして、現場に遺されたYの意味するものは何? 平成のエラリー・クイーン=有栖川有栖の 記念すべきデビュー長編。 ――― 扉より 閉ざされた空間の中で事件が起こるという設定は まぁ珍しくもないですが、面白かったです。 エラリー・クイーンは読んだ覚えがないのですが 有栖川さんとタイプが似ているのだとすれば 私は好きなのだろうか。 = 以降、ネタバレの恐れあり = 面白いのだけれど、登場人物がちょっと残念な気も。 孤立した空間で連続殺人が起きるとなれば、 ある程度の人数がいないと面白くないだろうとは思いますが、 最後まで魅力というか存在意義を感じられない人がいて。 あの状況下で事件の真実を見抜いてしまう江神部長は 相当な人物だと思いますが、 いかにもスーパーマン然として描かれていないところが好き。 ダイイング・メッセージの“Y”の意味、 ちょっと厳しいんじゃないかとも思ってしまいましたが 最後まで読んだ後に載っている写真を見ると もうそのようにしか見えない私は単純です。 ![]() |
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